子ども会の活動が、地域に残しているもの

ー 参加者の声から見えてきた「つながり」と地域のレジリエンス ー

さい子ども会の活動は、子どもたちが安心して集い、遊び、過ごせる場をつくることから始まりました。活動を続ける中で、子どもや保護者だけでなく、地域全体にも少しずつ変化が生まれているのではないかと感じるようになっています。

ここでは、参加状況の変化と、実際に関わっている人たちの声を通して、活動が地域に与えている影響について整理します。

この記事に掲載している参加者の声は、単なる満足度の高さだけでなく、子どもと保護者が「地域の中に安心していられる場所」を持つことで、日々の暮らしの中で感じやすい心配や戸惑いが、自然に軽くなっていく様子だと思っています。

参加者数の増加が示すもの

さい子ども会では、年々参加する子どもや保護者の数が増えています。
一度きりの参加ではなく、継続して顔を合わせる関係が増えていることも特徴です。

このことは、活動が「特別なイベント」ではなく、
日常の中で立ち寄れる場として地域に受け入れられていることの表れだと考えています。


背景の異なる人たちが、同じ場に集う

さい子ども会には、年齢や家庭環境、育ちの背景がさまざまな子どもたちと大人が参加しています。

違いを説明したり、特別視したりすることなく、同じ場で自然に過ごす関係が生まれています。

参加者からは、次のような声が寄せられています。

関わっている大人の声

限られた人間関係になりがちですが、地域との関わりを持てることで、子どもたちにとって良い経験になっていると感じています。

中学生

赤ちゃんの頃から参加している子ども会。
中学生になった今も楽しく参加しています。次は何をしようかとワクワクします。

保護者

色々な世代やバックグラウンドの人と、自然に和気あいあいと過ごせるのは、この場があるからだと思います。

環境が変わる中でも、子どもが地域の中で助け合いながら安心して過ごせることの大切さを実感し、支えられる側として関わりながら、いつか支える側として地域に返していきたいと感じています。

小学生・未就学児

近くに駄菓子屋さんがあるみたいで楽しい!
プラレール‼

大学生ボランティア

子どもたちと一緒に遊んでいる時間がとても楽しく、毎回元気をもらっています。


地域のレジリエンスにつながる「日常の関係」

これらの声に共通しているのは、
「誰かを支援する場」ではなく、

普段から顔を合わせ、声をかけ合える関係があることです。

以前は地域との接点が少なかった子どもたちも、
日常的に参加する中で、自然に地域の関係の中に加わっています。

こうした関係があることで、困ったときに初めてつながるのではなく、
すでにつながっている状態が地域に残る

その積み重ねが、地域全体の安心感や回復力につながっているのではないかと感じています。


おわりに

さい子ども会は、地域を変えることを目的に始まった活動ではありません。

しかし、子どもたちが安心して過ごせる場を続ける中で、
人と人とのつながりが少しずつ積み重なってきました。

こうした日常の関係が、結果として地域全体のレジリエンスを支える一助になっているのであれば、
それはとても大きな意味を持つことだと考えています。


補足(運営視点として)

本記事は、現時点での実践と参加者の声をもとに整理したものです。今後、必要に応じて調査や検証を行い、より客観的な形で整理していくことも検討しています。

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