(キューピーみらいたまご財団 助成プログラム A「食育活動」助成 )

活動概要
さい子ども会では、2021年度に公益財団法人キユーピーみらいたまご財団の助成を受け、瀬戸内で獲れる魚を題材とした食育活動を実施しました。
本事業は、子どもだけでなく保護者や教育学部の大学生ボランティアも一緒に参加し、学習と体験を組み合わせて地元の魚食文化を考えるプログラムとして企画しました。
活動目的
本活動では、次の点を目的としました。
- 子どもと保護者が、瀬戸内海で獲れる魚や魚食文化について、調べ学習・調理・漁業体験を通じて理解を深めること
- 日常生活では取り入れにくくなっている魚食について、家庭でも考えるきっかけをつくること
- 教育学部の学生ボランティアが、体験を伴う食育活動の実践を経験し、将来の教育活動に活かせる機会とすること
また、単発の体験にとどまらず、今後も継続可能な食育プログラムづくりと、関係者・関係団体とのネットワーク形成も目指しました。
参加状況
さい子ども会の児童・保護者を中心に参加を募り、学習活動・体験活動を通して、子ども・大人あわせて延べ100名程度が参加しました。
実施内容
年間を通して、以下のような学習・体験を段階的に実施しました。
- 管理栄養士と大学生による、瀬戸内の魚食文化や魚の栄養に関する学習
- 季節ごとに獲れる魚や漁獲量、水産資源の持続可能性についての学習
- スーパーや鮮魚店を比較し、販売されている魚や売り方の違いを調べる活動
- 漁業体験(釣り、網漁など)や、獲れた魚の調理体験・実食
- 学習や体験を振り返るまとめの時間
*当初は、体験の様子を360度VR動画として記録・公開することを計画していましたが、事業実施期間中に新型コロナウイルス感染症が国内で再拡大し、子どもへの感染も広がったことから、計画の見直しを行いました。その結果、VR動画機材の導入費用を、PCR検査の実施や感染症対策物品の確保など、安全に事業を継続するための費用へと振り替える判断を行いました。
感染状況によっては事業中止も検討せざるを得ない状況でしたが、実施方法を柔軟に変更することで、対面での学習・体験活動を継続することができました。結果として、VR動画の制作には至らなかったものの、参加者同士が直接体験を共有し、対話を重ねる機会を確保することができ、当初の目的である「体験を通じた魚食文化への理解促進」は達成できたと考えています。
所感・成果
活動を通して、子ども・保護者ともに、地元で獲れる魚や魚食文化への関心が高まったと感じています。普段は魚をあまり食べない家庭でも、「実際に見て・触れて・調理する」体験を通して、魚食を身近に感じるきっかけとなりました。
また、大学生にとっても、座学だけでは得られない実践的な食育活動の経験となり、運営面でも子ども会にとって大きな学びとなりました。
一方で、学習内容の理解度には年齢差があり、説明方法や教材の工夫、運営ノウハウの継承といった課題も明らかになりました。
これらの課題を踏まえ、今後は外部講師との連携や役割分担を工夫しながら、無理なく継続できる食育活動へとつなげていきたいと考えています。





各種様式
実際に提出した申請書・報告書は、こちらからダウンロードできます。
*本活動の報告はWeb掲載だったため、報告は旧Webサイトをご覧ください。
コメントを残す